マッサージ、気持ちいいけど…ご用心
肩が凝ってしかたがない、
首がつまって苦しい、
背中が張って、
腰がだるくて…。
「そうだ!マッサージ行こ!」
そうです。
マッサージは気持ちいい。
それでラクになればいいし。
ところが、揉んでかえって痛くなったり、だるさが増したり…。
と当院に来られる方はマッサージでの悪化組が来られることも
ままあります。
ちなみに、こんな人はマッサージに向きません。
1 少し押されただけでも痛い人→ マッサージ後は全身ばきばきに痛み、筋肉痛になり悪化します。
2 風邪気味の人→ 風邪が悪化します。
3 マッサージや指圧を受けまくってる人→ 正直に言うとある意味マッサージ中毒になってます。身体の深いところで内臓的に病が進行していきます。
4 肩こりなどの症状が慢性化している人→ マッサージしても一時的な慰安にはなりますが、コリの元になるものは何も解決されていないので、さらにコリは増強慢性化していきます。
マッサージは血行を良くし、リラックス効果を高めるので、本来健康維持にはとてもいいものです。
かのヒポクラテスさんもマッサージはからだにとてもいい!と推奨していたと学校で習いました。
指圧按摩なども、全身が軽くなるなら良しです。
ですが、やり方によっては病状が悪化したり増強したり中毒的であったりと多々色々あり、実際そういった方達に過去たくさん接してきました。
(首の後ろだけ90分指圧してくれとか、毎日2時間マッサージ受ける依存症の方とか…)
実はマッサージには色んなやり方があり、マッサージ師さんが患者さんの症状や体質、状態を正確に見極める力はとても重要です。
風邪をひいている方には風邪に対応したやり方、食べ過ぎで背中が張っている方にはそれに適したやり方、冷えてる、暑がり、虚弱な方それぞれで手技が違ってくるのです。
当院は針治療後に必要な方には、マッサージ(すいな)を施しています。
すいなとは簡単に説明すると、上のような現状に対応した中国の医療用マッサージです。
からだは個人個人まったく違います。
自分のからだに聴いていい施術師さんと出会ってくださいね。