問診

症状はもちろんですが、その他症状以外にも色々と訊かせていただきます。
 
問診

例えば、
「夜はよく眠れていますか?寝入りにくいとか、夜中に目覚めて眠れなくなるといったことはないでしょうか?」
「昼間はどうですか?夜もしっかり寝ているのに、特に昼間など眠くて眠くてしかたがないこととかありませんか?」
 
「食欲はありますか?おいしいですか?仕方なく食べてる感じでしょうか?」

などなどです。

脈診

当院は古代中国の中華伝承医学をベースに治療をすすめています。
  脈診

症状の原因がどこにあるのか、今なぜその症状が発症しているのかなどを、手の関節にある脈からの情報も使って、細かく調べていきます。

不思議なのですが、脈は、あなたのからだのさまざまな情報を、その形やリズム、質感などで教えてくれます。
ここでつまってうまく流れていないようだとか、血や気などが作れていないようだとか、動きが悪いようだとか…。

それらの情報を元に、その症状を生んだ原因にまでアプローチしていきます。
ですので、あなたのつらい症状が軽くなるだけでなく、からだ全体が健康感を取り戻していくのを実感されていくことと思います。

舌診

快適な空間

舌も診ます。
舌からも脈と同様、あなたのからだの情報を得ることができます。
特に、胃腸の状態や気血の流れがよく反映されます。

形、うるおい、こけの分布具合などでからだのバランスを診ます。
色も当然診るのですが、よく紫色や黒色、真っ赤などが舌の中央についている時があります。
それはたいて飴やコーヒーの色だったりします。
それらは、舌を黒くしたり、黄色くしたりと舌の上に色を残します。

色も診察の大切な目安になりますので、それらがのっていると、本当はどんな舌なのかが、正確に診断がしにくくなってしまいます。
できたら、治療前はそれらをちょっと控えてもらうととても助かります。

腹診

お腹をやさしく触ります。
触れるところにより、痛みがあったり、くすぐったかったり、時には冷たかったりと色んな反応があります。
 
お腹を触られて、こんなところが冷たかったとか、固かったとか、やわらかいとか、改めて自分のからだを自覚される方が多いです。

  腹診

問診時に手術の有無を伺ったりしますが、時々昔のことすぎて、忘れている方もいますので、お腹を見せていただくことで、手術痕を見つけることもあります。

ようやく治療開始です

これらのすべてを診断材料に鍼灸治療を開始します。

例えば、「パソコンで肩こり」と言って来られたとします。

  1. 問診ーどのあたりが、いつからつらいかを伺います。からだが最近だるい、昼ご飯を食べたら無性に眠い、やる気がわかない…。などご本人はなんとなく意識の隅に追いやっていたような、色々な不快感もお持ちであることが判明してきます。
  2. 脈診ー例えば脈拍のリズムや形が弱々しくしっかりしていない流れが感じられます。
  3. 舌診ー舌の苔が白くペターと貼り付いており、舌全体も力がない感じ。
  4. 腹診ーお腹も特におへそなどを軽く押すだけで腹筋を固めて痛そうな表情をされます。お顔の色もなんとなく黄色っぽく、お年のわりに張り感もあまり感じられないと。   

すると、今回訴えられる症状の「肩こり」は「パソコンで…」とご本人の判断で教えてくださるのですが、実はパソコンだけが「肩こり」の唯一の原因でなく、実はうらに「胃腸の不調」がひそんでいることが分かってきます。

鍼の様子

つまり、

 「肩こった」
   ☝
 「長時間パソコンしてた」
   ☝  
  長時間のパソコンは確かに肩こりの原因のひとつ。が、診断から「胃腸の不調」も診えてきた。

お灸


これが元々あって、パソコンなどで肩を緊張させたことで、肩こりが誘発されたらしい。

そこで、実際に今までの情報を元に実際に、「肩こりを主軸とした胃腸を調える」鍼やお灸を開始します。

 整体

必要であれば、マッサージ(すいな)や整体を加える場合あります。

施術後は肩こり感が軽くなり、元々あった胃腸もバランスを取り戻し始めます。
また、症状の原因や対処法をお伝えするので、ご本人がからだに自覚的になられる方が多いです。 
自覚的になられるので、基本、今までよりもからだに心を向けられるようです。例えば、生活の中で変えられることを変えてみたり、食生活を始めとする心構えや行動を変えてみたりと、もちろん、私もあなたにできることをお伝えします。


ちなみに、「肩こり」がすべて「胃腸の不調」からではありません。

  • 風邪をひいてられたり
  • 食べ過ぎ、飲み過ぎだったり
  • 貧血気味だったり
  • 冷えのぼせてたり
  • 内蔵の一部に負担がかかっていたり
  • 生理前症候群だったり
  • 部屋や環境が原因だったり(クーラーや暖房)
  • 気や血のめぐりが悪かったり
  • 更年期障害のひとつだったり
  • からだの使い方に癖があったり
  • はたまた疲労を通り越して、過労だったり… 

などなど、ホントにいろんな理由があります。

やさしく


あなたに最適な治療方法が何なのかを毎回ていねいに診ながら、治療していきます。
不安や心配があればいつでも、お訊ねください。





a:202 t:2 y:0