首肩の痛み

右首から肩へなんとなくイヤな感じ

60代の患者さん。
昨日から、何か肩に違和感を持ちながら、自然に治るだろと、そのまま仕事を続けていたとのこと。
するとだんだん、その日の昼頃から首を回すと、ピッと肩甲骨あたりにまで痛みが走るようになり、だんだん右肩全体に、ずっしりした重みが出てきたということで来院されました。

肩こり
  • まず痛み止めに
    落枕
    臨泣
    この段階で、腫れてた首や肩の腫れが半分ほどになりました。
  • 脈診でも舌診でも、食べ過ぎ感がしっかり出ていたので、訊ねると、ここ2、3日宴会続きで食べ過ぎたと話されたので、胃腸を調えるために
    曲池
    上巨虚
    合谷
    「肩、すーと軽くなってきたなぁ」
    座って首を回してもらうと、らくに動ける範囲がぐっと広がりました。
  • さらにラクになってもらうために
    行間
    「ほとんど回ります。あとここ、ここで少しひっかかる」
  • まだ胃腸ラインが残っていたので、
    日月
    「かなりスムーズに回せるし、なによりずっしりした重み感がとれました。仕事にまた戻れます。」

今回は1回の治療で終わりました。
症状がきつい方は2,3回来てもらわないとラクにならない方もいます。
その症状を持っている期間が長ければ、治療期間も長引きます。
今回、早めに来院されたので、早く症状がとれました。

この方の治療ポイントは最初に書きましたが、<食べ過ぎ>でした。
ここでいう食べ過ぎというのは、今の胃腸の状態以上に食べてしまうことです。
それによって、胃腸の経絡やそれに波及する筋肉が緊張し、カチコチになってしまいます。

寝違いや、徐々に硬くなる張りや凝りは、<食生活>の乱れや<食事時間のかたより>などがあったりします。

なので、この方の場合、首肩が回って軽くなるだけでなく、今回食べ過ぎなどで疲れた胃腸も元気に復活していきます。

当院に来られた方には、その後のアフターケアや予防法を毎回お伝えしています。

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